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- 「プラチナを中心に貴金属が大幅上昇・イラン情勢から石油相場も高騰する」【ドットコモディティ】
リリース発行者: ドットコモディティ株式会社 [2012年02月22日 17:50]
情報提供元: news2u.net
「プラチナを中心に貴金属が大幅上昇・イラン情勢から石油相場も高騰する」【ドットコモディティ】
(2/21) 更新
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【原油】
22日の原油相場は、軒並み高。大引けの前営業日比(帳入値比較)は40〜840円高。先限の帳入値段は前日比840円高の5万8580円。
21日のNY原油相場は、中心限月の3月限が前日比2.60ドル高の105.84ドル。一時106ドルまで大きく上昇した。イラン問題に絡んで供給不安が膨らんでいることが背景にある。
核開発を進めるイランに対し、米国や欧州が制裁を強めており、供給に対する不安の高まりから原油は上昇傾向を強めている。欧州債務危機を巡り、ギリシャへの追加支援が決定する見通しとなり、経済の先行き不透明感がやや後退したことも原油を含めたコモディティ全体の上昇につながっている。債務危機などで各国経済が不安定な状況にある中、原油価格の高騰が続けば、消費の減退などを通じて打撃を与える恐れが出ている点が警戒されている。
なおEUのユーロ圏財務相会合が21日、ギリシャ向け第2次金融支援で合意。欧州の金融システム不安の後退で投資家心理が改善する方向にある。
本日午後5時からの夜間取引は、強揉み合い推移を予想。NY原油相場の中心限月は午後15:30現在106.14ドル。予想レンジ(先限)は、5万8200〜5万8800円。
【金】
22日の東京金の日中取引は、軒並み上昇。大引けの前営業日比は47〜52円高。前日のNY金が大きく上昇したことで連動して買いが優勢化した。
21日のNY金相場は、総じて大幅上昇。中心限月の4月限は32.6ドル高の1758.5ドル。世界的な金融不安がやや後退気味となっていることで投資環境が好転していること、あるいは原油高でインフレ懸念が誘われていることなどから金市場に対して大量の買いが入りやすくなっている。
国際金融市場では、EU財務相会議でギリシャ向けに1300億ユーロ(約13兆7000億円)に及ぶ追加支援を行うことで合意に達したため、これを好感してNYダウは一時1万3000ドル台に乗せて3年9カ月ぶりの高値をつけた。また金融市場にとっては、中国が預金準備率を0.5%引き下げるなど、世界的な金融緩和傾向が続いていることも支援材料。為替市場はユーロが対ドルで上伸し、ドル円相場は1ドル=79円台後半でレンジ内の動きだが、円安含みの動きが続いている。
金相場は一時1759.50ドルまで上伸して3日以来の高値を付けた後、終盤にやや値を消したが、引け値は1758.50ドルまで大きく上昇した。
本日、5時から取引が再開される夜間取引では、やや強含みで推移する展開となることが予想される。午後3時30分現在のロコ・ロンドン現物は1754.71ドル。
東京金先限ベースの予想レンジは4510〜4540円中心。
【コーヒー】
22日のコーヒー相場(アラビカコーヒー)は、総じてまちまち。9、11月限は軟調な値動きとなったが、先限は小高い市況情勢で引けた。大引けの前営業日比は、430円安〜20円高。
21日のNYコーヒー市場は堅調。中心限月の3月限は4.60セント高の204.65セント。一時、205セントまで上昇した。
【大豆】
22日の東京コメ相場は、大引けの前営業日比は30〜140円高。先限は70円高の1万4180円。今週に入ってから続落となっていたが、短期的に下げ過ぎ感が誘われて買い戻し主体の商いとなって小幅に上昇した。ただし当限だけは下落した。
2月21日現在の主な成約例は次のとおり。関東産コシヒカリ1等置場1万5000円、栃木産あさひの夢1等置場1万4400円、北海道産ゆめぴりか1等着1万6900円、福島浜通産コシヒカリ1等着1万3800円。
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資本金 : 18 億9,999 万円
事業内容:商品取引受託業務、海外商品先物取引業務、店頭商品デリバティブ取引
経済産業省・農林水産省許可商品取引会社
配信日時:2012年02月22日 17:50
リリース発行者: ドットコモディティ株式会社