プレスリリースタイトル
- 「金とプラチナが堅調・石油は総じて同値圏小動き・コメは3ケタ安含む急落」【ドットコモディティ】
リリース発行者: ドットコモディティ株式会社 [2012年02月21日 18:55]
情報提供元: news2u.net
「金とプラチナが堅調・石油は総じて同値圏小動き・コメは3ケタ安含む急落」【ドットコモディティ】
(2/21) 更新
米国デリバティブ誌「Futures 」のWEB版「FUTURES MAG.COM」では、世界中の旬なマーケット情報やコラムについて、原文や日本語訳文をお選びいただき、ご覧になれます。
https://commodity-board.com/2011/05/futures-magazine.html
【原油】
21日の原油相場は、同値圏小動きまちまち。大引けの前営業日比(帳入値比較)は60円安〜40円高。先限の帳入値段は前日比変わらずの5万7740円。
20日のNY原油は、休場。一方、20日の北海ブレントは、中心限月が0.47ドル高の120.05ドル。一時121ドル台まで大きく上昇した。イラン情勢の緊迫化を受け、買いが先行する市況情勢となっている。
原油先物市場では、北海ブレント先物が心理的な抵抗である120ドルを突破し、約8カ月ぶりの高値をつけた。イランが英国とフランスの石油会社に対する原油の出荷を停止したことなどが材料。更に、中国人民銀行による預金準備率引き下げや、ギリシャに対する第2次支援が合意に至るとの期待感なども相場上昇につながった。
イラン石油省副のガルエバニ大臣(イラン国営石油会社総裁)は20日、「欧州の敵対的な行動が続けば、輸出停止先を拡大する。英仏に対して実施した原油輸出の停止措置をイタリアやスペインなどにも広げる可能性がある」ことを示唆した。更に、ガルエバニ総裁は、輸出停止拡大を検討する対象国としてイタリア、スペイン、ギリシャ、ポルトガル、ドイツ、オランダを列挙。「輸出停止を拡大すれば原油価格は1バレル150ドルに達するだろう」と警告した。
本日午後5時からの夜間取引は、強含みな展開を予想。NY原油相場の中心限月は午後15:30現在104.91ドル。予想レンジ(先限)は、5万7600〜5万8000円。
【金】
21日の東京金の日中取引は、軒並み上昇。大引けの前営業日比は27〜30円高。先限は29円高の4479円で引けた。円安とロコ・ロンドン現物高で買いが主導した。
20日のNY金は休場。17日現在のNY金は小安い。中心限月の4月限は前日比2.5ドル安の1725.9ドル。一時1737ドルまで上昇していた。
欧州連合は20日午後からのユーロ圏財務相会合で、EUと国際通貨基金による1300億ユーロ(約13兆6500億円)規模のギリシャ向け第2次金融支援となる追加支援策で大筋合意した。ユーロ圏財務相は21日未明、13時間に及ぶ議論の末、ギリシャに対する第2次支援策を承認。その結果、ギリシャは目先の債務償還を乗り越えることが可能になる。財務相会合では、ギリシャ債務を対国内総生産比で2020年までに120.5%に削減する方策について合意。目標の120%に近い水準を実現した。
また、ユーロ圏当局者によると、欧州中央銀行(ECB)は緊急債券買い入れプログラムを通じて過去2年間に購入したギリシャ債から得た利益をユーロ圏各国政府に再配分する方式を通じ、間接的にギリシャ政府を支援するとしている。
本日、5時から取引が再開される夜間取引では、同値圏ながら弱含みで推移する見通し。午後3時30分現在のロコ・ロンドン現物は1741.31ドル。東京金先限ベースの予想レンジは4460〜4495円中心。
【コーヒー】
21日のコーヒー相場(アラビカコーヒー)は、総じてまちまち。大引けの前営業日比は、80円安〜150円高。先限は80円安の2万5140円で取引を終えた。
20日のNYコーヒー市場は休場。先週末17日現在は強含みだった。20日は、中心限月の3月限は0.75セント高の200.05セントで200セント台を維持した。
【大豆】
21日の東京一般大豆は総じてまちまち。期近安の期先高。大引けの前営業日比は、250円安〜450円高。先限は450円高の4万2390円で取引を終えた。東京コーン相場は総じて堅調。大引けの前営業日比は50円安〜440円高。先限は320円高の2万4200円で取引を終えた。
==================================
1)本レポートは、ドットコモディティ株式会社が信頼出来ると判断した情報源から入手した情報に基づいて作成しておりますが、レポートに記載されている情報が正確であるとの保証は致しかねます。情報に関し不完全な場合もございます。本レポートに記載する価格、数値等は、過去の実績値、概算値、もしくは将来の予測値であり、実際の数値とは異なる場合があります。本レポートは将来の結果をお約束するものではございません。また本レポートに記載されている情報をいかなる目的で仕様される場合におきましても、お客様の判断と責任において使用されるものであり、本レポートにある情報の使用による結果についてドットコモディティ株式会社が責任を負うものではありません。投資に関する最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。
2)本レポートに記載されている内容の著作権は、原則ドットコモディティ株式会社に帰属いたします。本レポートにおいて提供されている情報に関してドットコモディティ株式会社の承諾を得ずに当該情報の複製、販売、配布、公表、修正、頒布または営利目的での利用を行う権利を有しません。
==================================
<会社概要>
会社名 : ドットコモディティ株式会社( http://www.commodity.co.jp/ )
所在地 : 東京都渋谷区恵比寿1-21-8 セラ51 ビル6F
代表者 : 舟田 仁(じん)
資本金 : 18 億9,999 万円
事業内容:商品取引受託業務、海外商品先物取引業務、店頭商品デリバティブ取引
経済産業省・農林水産省許可商品取引会社
配信日時:2012年02月21日 18:55
リリース発行者: ドットコモディティ株式会社