アメリカでの結婚前の協定：国際結婚・国際離婚の相談事例

アメリカでの結婚前の協定

今、アメリカ人との結婚を考えていますが、相手からprenuptial agreementへのサインを求められました。これは、アメリカではよくある事なのでしょうか？

当協会員からの回答

回答者名：協会相談員　　　　回答月：2007年3月

prenuptial agreement は、日本ではあまり聞かないと思いますが、アメリカでは耳にすることは多いです。多くは財産に関する契約で、たとえば、結婚前に財産を多く持ってる側が、それを失わないために万が一離婚する際はそれを分与しないとかいう内容の契約書を作り相手側にサインさせたりするケースが多いです。

プレナップで問題なのは、一方的に相手側の権利を守り、もう一方の権利を無視するような契約が行われることがある事です。

自分の愛する人と結婚する為に、、、

と思い、結婚前にサインしたが、離婚の際によくよく見ると、相手側に都合のいいようなことばかり、、、という例もありますので、
よく話し合って、ご自身の目でもプレナップを確認し、信頼できる第三者にもしっかりと目を通してもらう事をお勧めします。

よくわからない記述があった際などは、法律関係の専門家にも確認する事をお勧めします。
一生の問題でもあり、結婚後の問題でもありますので、納得した形でサインするようにしましょう。

国際結婚関係でお悩みのあなたへ。国際結婚の専門家から無料でアドバイスをもらえるサービスです。
どんな悩みでも、一人で悩むよりはまずは、相談してみてください！
※また初めて質問される方は、「ご利用に当たってのお願い」をお読み下さい
※本サイトには相談事例がございますが、相談者から頂いたご質問をそのままサイトに公開する事はありません。相談内容を分類し、質問内容の種類が多いものに関して当協会員が近い質問を作成して掲載しております。