結婚後の現金要求・仕送りについて
中国国籍の女性と結婚しました。入籍後、3ヶ月程たって、「借金を(日本在住の中国人に)40万しているから、代わりに返して欲しい」。返済後、「中国の両親が、事業に失敗して借金を作ってしまった(500万)。両親は病気になり、今は職がないため、仕送りして欲しい」と言うようになった。
事実なのか、嘘なのか。こういったケースは多いのか、アドバイス下さい。
「私の収入では、仕送りはできない」ときっぱり言ったところ、「自分でアルバイトをして仕送りする」と言って現在は、東京でアルバイト(私とは別居)しています。連絡はとれていますが、最初から配偶者ビザと東京での暮らしが目的ではなかったのかと思い不安です。
当協会員からの回答
回答者名:協会相談員 回答月:2006年12月
現場を見ていないと推測しかできません。昔から日本と縁の深い特定地域の女性は親戚や友人が殆ど日本に居て、出稼ぎ目的の偽装結婚もあります。
通常、中国女性は中国の仲介人の手を借りないと来日できません。その際に100万円前後の金を仲介人(ブローカー)に渡します。これは中国婚姻法で違反です。
農業されている人なら土地とか家を担保にして街金から高利で借りますので来日してすぐ働かないと大変です。中国にいる時から現地ブローカーは在日の親戚か友人と連絡取りあっています。現地ブローカーも複数いて役割分担あります。
業者婚なら日本側窓口が能力あれば現地の両親の状況を調査するでしょう。現地のブローカーと提携して丸投げして女性の名簿だけもらって掲載しているならどうしようもないでしょう。
日本側業者との契約書は特定法取引表示で申し込んだ時点で契約見せて契約時に再度正式契約交わすことが義務付けられています。その中に借金ある女性を紹介しないの付帯条項とかあるでしょうか?現地仲介人と奥様との同意書が普通あります。
また、現地の実家に行き経済状況も男性と確認するのが普通です。結婚は自己責任ですから業者もそこまで確認させる義務があります。本当に事業に失敗して病気になったのが結婚後だったら偽装ではないでしょうが、日本側業者の役務は終了していても道義的責任あるのでご相談するしかないでしょう。
万が一偽装結婚ならば時系列的に奥様と知り合ってから結婚に至るまでの経過と来日後の行動や勤務先、友人などの会話やメールや写真など証拠書類集めておかれば後日公的機関や離婚紛争の際に役立ちます。そうならないことを祈っています。あくまでも推測で特定地域の中国女性との結婚での一部現象と理解して下さい。
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