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相談カテゴリ:結婚前の法律手続き

カメルーン人の彼がオーバーステイなんですが

お願いします。助けてください。
ビザが失効したカメルーン国籍の人と結婚を考えています。どうしたら良いのか途方にくれています。全く検討がつきません。彼が国に帰るしかないのでしょうか?良いお知恵がありましたら、お聞かせください。

当協会員からの回答

回答者名:協会相談員    回答月:2006年11月

在留特別許可という方法が考えられます。
在留特別許可とは。
オーバーステイなどの本来,我が国から退去される外国人に対して,法務大臣が特別に在留を許可するものです。
その人が在留を希望する理由,どのような違反をしたか(違反の態様),素行,家族状況や生活状況はどうか,また,国内外の情勢,さらには許可・不許可にした場合に他に与える影響はどうかなど,諸般の事情を総合的に判断して決められます。
その際には、お相手の男性がどういった理由でオーバーステイになっているのか。なぜ、日本に残りたいのか。オーバーステイ以外の違反暦など、様々な要因が重要視されます。

以下に入局管理局が作成した、『在留特別許可に係るガイドライン』へのリンクを張っておきますので、御参考にしてください。
http://www.moj.go.jp/NYUKAN/nyukan52.html

オーバーステイは、軽く考えられがちですが、重大な犯罪行為だと入管では捕らえられておりますので、しっかりと準備をしておく必要があります。

お伺いしている現状では、在留特別許可の認定が下りる事は、少ないと思います。
といいますのも、「法的に届け出られ、かつ安定した結婚生活を送っている夫婦」が許可の最低条件になりつつあり、まだ、結婚をなされておられないお二人ですと、許可が下りにくいのが現状です。

ただ、お二人に本当に結婚の意志があるのでしたら、結婚をするという行為については、可能です。後は、法的手続きが両国で行えるかどうかと言うことになります。
カメルーンの場合は、法務局に申請を出した後、受理伺いとなり、法務局での審査が入りますので、そこで、お相手の方の不法滞在がばれてしまい、つかまってしまうという事も考えられます。

国際結婚などを中心に活動されている行政書士・弁護士の方に御相談されるのがいいかと思います。
実際に依頼する場合の弁護費用は、状況によって異なるため一概には言えませんが、おおむね着手金が20万から30万、及びそれと同額の成功報酬(最後に払うもの)
と言うのが相場のようです。ただ、弁護士・司法書士の力を借りなくてはならないケースは稀で、ほとんどの場合は入管に直接問い合わせ、指定された書類を揃えるだけで手続きを行うことが出来ます。
ですので、依頼ではなく、行政書士などに相談(一時間 数千円〜)を利用すれば、費用も安く、解決の糸口も見つかるかと思います。
ぜひ、その線で御検討してみることをお勧めいたします。




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